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2007'05.07 (Mon)

出産前の事 【おしるしと陣痛】(2)

出産前の事 【おしるしと陣痛】(1)からの続き。

病院に着いたのは早朝4時かその前位だっただろうか。
勿論その時間は病院はしまっているので、インターホンで
「先ほど電話したねこやまです」と母に言って貰う。
そこから頑張って階段で二階に上がる。その辺の記憶が余りない。

すぐに陣痛室に入る。カーテン一枚で廊下なので、音や声は筒抜けになる。
院内見学で見た部屋だなぁと思い、また間隔が狭くなる痛みに固まりつつ
部屋の真ん中のベッドに上がる。
助産師さんに内診して貰うと
「頑張って来たんだね。今子宮口が7センチ開いているから、
ちゃんと今日中には産まれるでしょうね。」

と言われるけど、痛みで"今日中"という言葉に『"今日"はまだまだ何時間もあるよう(T_T)』
と弱気になりながら痛みを散らす方法を試行錯誤する。
母と妹は助産師さんに「まだまだかかるので、お母さん達は一度お帰りになられて下さい」
と言われ、ずっといれるものだと思っていたらしい母はちょっと驚きつつも
用意してくれた私の荷物を予約していた個室に持っていってくれ、
「頑張ってね」と言い残して陣痛室を後にした。

夫はベッドの近くの椅子(病院の待合室にあるような長くて背もたれのないもの)に座り、
痛がる私を神妙な顔付きで見つめていた。
「何かして欲しいことあったら遠慮なく言ってね」
という言葉に弱々しく「有難う、まだ大丈夫」と言う。
ベッドについている掴まる所を握ったり、押したり、痛みが来た時にやってみる。
夫が背中を擦ってくれたり肛門(生肛門じゃないよ)を拳で押してくれたりしたけど、
痛みに集中できなくて気が散るので、もうしなくていい、と断ってしまった。
結局陣痛は私の場合、自分と赤ちゃん二人の戦いだから、冷たい言い方になっちゃうけど
他の人が何かをしてくれることで楽になるという事はなかった。

段々、ただ座っているしかない夫が気になってしまって
「本当にねこやまのことは気にしなくていいからそこで寝ていて。
その方が私も気楽だから。眠いでしょ?まだまだかかるよ。
本番で寝てしまったら大変だから」

と言うと、了解しいつでも何かの時は起こすように言われた。
私も体力温存の為、陣痛と陣痛の合間に眠ることにした。
ウトウトと、だったけど、でも寝ていて良かったと思う。
時間が少しでも早く感じられるには起きているより寝ていた方がいいし、体力のためにも。

お腹には胎児の心音が聞える機械が付けられている。
陣痛と心音がこういう時にこうなるんだな…赤ちゃんも苦しいんだな…というのが分かった。
陣痛が来ると赤ちゃんの心拍も速く、沢山打つようになる。
「ママもガンバルから一緒に頑張ってこうね。ココロ(胎児名)も苦しいんだもんね」
とお腹を擦った。

三時間くらい経って、痛みに「もうそろそろいいでしょう?産ませて~!」
という思いが沸いて助産師さんを呼ぶ。内診して貰うけど、
「うーん、さっきから本の少ししか開いていなくて…今7.5~8センチ位かな…
産むのにはね、堪えられないくらいの陣痛が押し寄せてこないと赤ちゃんは出てこれないの。
今はまだ堪えられているでしょう?(心の中で「そんなことないのにー」と思う私)
いきまずにはいられなくなってくるけど、まだそんな感じではないでしょう?
もう少し頑張ってね。」
と爽やかに言われる。思わず
「あの…後大体何時間くらいで10センチになると思いますか?」
「そうだなぁ…お昼かお昼過ぎくらいになるかな?」
その時でまだ8時位だったかなぁ?だからまだ4時間も痛いのー?と気が遠くなったチキンねこやま。
"赤ちゃんも辛いんだ"と思い直すことで私がやらなきゃ誰がやる!と思えた。
私の方が赤ちゃんよりずっとこの世の先輩で、強いはずだもの、
お手本見せなくちゃ!
と又頑張る。

陣痛がきつくなるのはココからだった。

-続く-




テーマ : 妊娠・出産 - ジャンル : 結婚・家庭生活

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