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2007'05.20 (Sun)

出産前の事 【強くなる陣痛】(3)

「いきみたくなったらいきんでもいいよ」と助産師さんに言われた。
時間は覚えていないけど、多分「ほんの少しだけ髪の毛が見えるよ」
と言われた前か後だったと思う。
そうは言われてもいきみたい気持ちにはならず、
どちらかというと痛みを逃がす事に集中したかった。そう言うと
「それなら産まれるのはまだかなぁ。
産まれる時の陣痛っていきまずにはいられなくなる位だからね」

と言われてしまい、今でも十分痛いのに…とこれ以上の痛みを想像するのがイヤだった。

胎児の心音が聞える機械からは速くなったり元のペースに戻ったりが聞えてきて、
これが一番の私の支えだった。
いきまずにはいられなくなる位にはなっていなかったけど、
陣痛の間隔はどんどん狭くなって確実に近付いている。

そのくらいの時だっただろうか?
一旦自宅待機していた妹と母が陣痛室に来てくれた。
改めて入院グッズを持ってきてくれたり、夫に何か持ってきてくれたりしていた。
状況を夫が母に話す。
妹は遠巻きに私を見ているような見ていないような様子だった。

痛みは急激に強くなった。
やっといきまずにはいられなくなった!

ウンチを出すのにいきむのと似ているけど、
尻*ではなく力は産まれてくる所に入れたつもり。でもビクともしない感じ。
この頃にはもう叫ぶ叫ぶ…これ又叫ばずにはいられないのだった!
「う゛ぉお~っつ!」とか「う゛んっあ゛ぁー!」とかそんな感じだったかな…
漏れ出てくるような叫びだった。
後から聞くと妹は、姉ねこやまの痛がる様子が可哀想で涙が出そうになった…
と言っていたそうな…優しいのぅ(T_T)
赤ちゃん産むのには仕方のない事だけど、早く痛いのから解放してあげたい、
ねこやまちゃんはよく泣かないで頑張っているな…
と思ったと言っていた。
私は「泣くことはないなー、涙なんか痛くて出ないわ」とそれに答えた。

話は陣痛室に戻り--
母は私の腰を擦ってくれたりお尻*をグーで押してくれたりと、
娘の陣痛の痛みを少しでも和らげようとしてくれた。
でもその頃の私はもう痛みを逃がすのに必死でそれに集中したくて
「お母さん、有難う、でももういいよ」と言いたかったけど、
私に出来た事は眉間に皺を寄せながら母の手をパシッとはらう事だけだった(汗)
妹は何となくソワソワしている感じだった。

何もできなくてただ見つめる母に、申し訳ない気持ちと同時に、
こんな中でも気を遣ってしまうなぁと思い、陣痛が来ていない時に
「お母さん、まだまだ産まれないからねこやまの部屋(個室)で待ってて」

と言うと夫は察したらしく、
「あぁ、そうですね、近くなったらお知らせに行きますから
ゆっくりしていてください」
と部屋に誘導してくれた。


-続く-

テーマ : 妊娠・出産 - ジャンル : 結婚・家庭生活

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